【会長声明】北海道胆振東部地震により被災された皆様
2018年09月12日
北海道胆振地方を震源とするこの度の地震によって被害に遭われた皆様、お見舞い申し上げます。ライフラインが一日も早く復旧することをお祈りしています。
学会へも会員や博物館、大学、研究機関の被害状況へのお問い合わせが来ています。緊急的な対応を必要とするような被害のご報告はまだいただいていませんが、次第に詳細な被害の状況が把握されてくることと思います。被災地の博物館等の状況は北海道博物館協会が取りまとめて下さるそうで、被害情報は北海道自然史研究会のフェイスブックに掲載されていくそうです。
http://www.facebook.com/n.hokkaido
日本古生物学会には被災博物館レスキュー委員会があります。委員会の名称は被災博物館となっていますが、その対象は博物館に限りません。
学会としてお手伝いできることがありましたら、
同委員会(kitamura.akihisa@shizuoka.ac.jp)
もしくは学会事務局(psj-office@world.ocn.ne.jp)までお知らせいただきたくお願い申し上げます。
収蔵庫や標本資料、図書などに被害がある場合、その対処方法、修復方法について、東日本大震災、熊本地震などでの経験がある会員も多数いらっしゃいます。
今年は、大阪地震、西日本集中豪雨、また先日の台風21号など、甚大な自然災害が続いています。上記の複数の災害を経験された会員もいらっしゃいます。
普段は学会誌や年会例会でしか、学会という繋がりを感じられないかもしれません。
当会には、困難な状況にある皆さんの力になりたいという気持ちをもっている会員が全国にいらっしゃいます。
そのような会員の皆さんとともに、被災地の皆様の日常生活が一日でも早く復旧されることをお祈り申し上げます。
日本古生物学会
会長 真鍋 真