日本古生物学会2013年年会に参加しました

日程:6月28日(金)〜6月30日(日)
会場:熊本大学

1日目
午後からシンポジウム、夕方には懇親会がありました。
シンポジウム会場の熊本大学百周年記念館
学会受付の様子
シンポジウム「古環境指標としての微化石 ―生息場から堆積場に至る環境復元のツールとして」
懇親会での大路会長のご挨拶
岩崎泰頴熊本大学名誉教授による乾杯の音頭
豪華な海鮮料理でした

山鹿灯籠踊りの余興がありました 充実した懇親会でした


2日目・3日目
2日目の午前・午後には、3会場で一般講演がありました。
午後にはポスター発表のコアタイムがありました。今回の年会から高校生によるポスター発表が始まりました。多くの研究者からの質問にも高校生たちは立派に 答えていました。
3日目には午前に3会場で一般講演がありました。
講演会場の様子
講演会場の様子
ポスター会場の様子。すごい熱気です
高校生によるポスター発表 その1 高校生によるポスター発表 その2 高校生によるポスター発表 その3

表彰された優秀な発表をした高校生たちと大路会長。おめでとうございま す!
販売コーナーの様子。化石採集の道具、専門書、Tシャツなどなど販売し ています


化石友の会イベント「ラボツアー」
学会3日目の13時か ら化石友の会イベント「ラボツアー」を開催しました。今回のイベントは、熊本大理学部地球環境科学教室の研究室や実験室の見学を行いました。古生物の研究 成果は化石誌や博物館の展示会で見ることはできますが、その成果をあげるまでに行われる実験などの研究風景を見たいと思ったことはありませんか?今回は微 化石の実験を中心に、固い岩石からの微化石の取り出し、有孔虫の観察と拾い上げ、走査型電子顕微鏡での微化石の観察という流れでツアーを行いました。参加 者のみなさんには貴重な体験をしていただけたと思います。熊本大の長谷川先生、小松先生、学生スタッフのみなさん、どうもありがとうございました。
ラボツアーの集合場所はこちら
集まった参加者を前に熊大の小松俊文先生によるウタツギョリュウ化石の 解説
酸処理室で、薬品を使って岩石から微化石の取り出し作業の説明
実体顕微鏡を使っての有孔虫の観察です。まず熊大の長谷川四郎先生によ る解説
熊大の学生スタッフによる丁寧な説明に従って、有孔虫を見ていきます 細い筆を用いて、有孔虫を拾い上げていきます
拾い上げた有孔虫をスライドにのせていきます。黒い穴に入っているのが 見える?
走査型電子顕微鏡を使って微化石の観察の様子。まずはこの機器の説明か ら
真ん中のモニタに拡大された有孔虫が映っています。


次回は、2014年1月末に兵庫県立人と自然の博物館で第163回例会が開催予定です。
今後も友の会会員対象のイベントを開催していきます。皆様も学会に参加してみませんか?