会長からのご挨拶
2023年07月24日
会員の皆様におかれましては,平素より学会活動に多大なご協力を賜り,心よりお礼申し上げます.遠藤一佳前会長の後任として,会長を拝命いたしました静岡大学の北村晃寿です.何卒よろしくお願いいたします.
これまで,本会では会長就任の挨拶文の掲載はありませんでした.しかし,今期は,
①学会事務局業務の国際文献社への委託
②本会機関誌の国際誌「Paleontological Research」のオープンアクセス化及び冊子体廃止
という会員の皆様のサービスに関する大変重要な変革を行うこととなりましたので,ご挨拶の機会を設けさせていただきました.
①は,年々増大する事務業務を効率的かつ安定的に行うため,事務業務を専門会社へ委託することとなりました.②の詳細については,こちらをお読みください(Ms-wordファイルの「PR」をこちらにハイパーリンク).これらの変革を含み,学会活動につきまして,皆様からの忌憚のないご意見やご助言を頂戴したいと思いますので,評議員や学会事務局までご連絡ください.
さて,8月上旬に東京大学で開催される2nd Asian Palaeontological Congress(APC2)まで1か月を切りました.古生物学の発展には,アジア諸国での適切な手続きに基づいた現地調査と試料採取は不可欠です.APC2でのアジア諸国の研究者との交流は,現地調査と試料採取の実施の貴重な機会でありますので,この機会をお見逃しなく,会議に参加していただければと思います.
上記の内容を含め,古生物学の発展に寄与する様々な取り組みを行ってまいりますので,会員の皆様には今後とも,より一層のご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます.