ミニシンポジウム「日本の山火事・野火研究:地質時代から現在まで」 Mini-Symposium on "Wildfire Studies in Japan: From Deep Time to Present"
2022年11月01日
以下のシンポジウム開催の案内が学会に届きましたのでご案内します。
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開催概要
植物が繁茂し酸素のあるこの地球は「火の惑星」だと言えるでしょう。人類は誕生以来、火と深く付き合ってきましたが、その関係性は近年の地球環境変化の中で少しづつ変わりつつあります。湿潤な環境に暮らす私たち日本人は、野火・山火事をどこか遠い世界のことだと思いがちですが、歴史を紐解くと決してそうではなく、地球環境のシミュレーションからも、将来の変化が予測されています。
このような中、現代社会を生きる私たちが火との関わり方を考えるため、我々は歴史から多くのことを学ぶ必要があるでしょう。本シンポジウムは、国内外で地質時代から現在の山火事・野火にまつわる研究を進める研究者に話題提供いただき、研究の現状と将来の方向性を模索する機会にしたいと思います。
- 日時:令和4年11月26日(土) 13:30~16:00(予定)
- 場所:大阪公立大学杉本キャンパス 学術総合センター1F文化交流室(大阪市住吉区杉本3−3−138)
- 開催方法:事前予約制による対面開催
- 主催:「日本の山火事・野火研究:地質時代から現在まで」シンポジウム実行委員会
- 後援:日本植生史学会、日本第四紀学会、関西エネルギー・リサイクル科学研究振興財団
講演者
- Andrew C. Scott(英国ロンドン大学ロイヤル・ホロウェイ校・特任教授)
- 基調講演 "Wildfire as part of the deep time Earth System: Lessons for the interaction of fire and mankind"(英語での講演となります)
- 井上 淳(大阪公立大学大学院理学研究科・准教授)
- 林 尚輝(大阪公立大学大学院理学研究科・特任講師)
- 小椋 純一(京都精華大学国際文化学部・教授)
- 須賀 丈(長野県環境保全研究所・自然環境部長)
コーディネーター
- 矢部 淳(国立科学博物館地学研究部 研究主管)
参加方法
次のURLより11/6 11/18(延長しました)までに参加申し込みください。申し込み多数の場合には先着順で受付します。https://forms.gle/GYVs9PwNbk7jhYvD6
問い合わせ先
- 【シンポジウム全般】
- 矢部 淳(国立科学博物館)
- yabeatsu[at]kahaku.go.jp
- 【会場関係】
- 井上 淳(大阪公立大学)
- inouej[at]omu.ac.jp